「おうち英語」という言葉に出会ったのは、子どもが1歳後半の頃でした。
「英語ができる子になってほしい」という願いはうっすらありましたが、当時のわが家は高額教材を購入することに対して迷いがある状態でした。
そんな中、ベビーパークから勧められた動画リストを肩の力を抜いて眺めていたときのことです。
何気なく流した『Treetop Family』というアニメに、子どもが吸い寄せられるように見入りました。これが、わが家の6年間にわたる「おうち英語」の旅の始まりです。
あとから知ったのですが、この動画は日本の英語教室の先生たちが「子どもたちが本当に楽しめるものを」と開発したものだそうです。現場のニーズから生まれたものだからこそ、こんなに子どもに響くのかと納得しました。
結論から言うと、おうち英語の導入には、この「Super Simple」チャンネルが最強だと感じています。今日は、6年間親子で笑い合ってきた思い出と共に、なぜわが家がこの動画を選び続けたのか、その理由をお話しさせてください。
(※当時「おうち英語」を知った際の記録は『インターも高額教材も不要!1歳10ヶ月から始めた『おうち英語』が、小1で洋書を自走するまで』に綴っています。)
1.遊びの延長で英語が染み込む『Treetop Family』
わが子が6年前、「おうち英語」の導入時にお気に入りだった『Treetop Family』はこちらです。まずは一度、親子で一緒に眺めてみてくださいね!
大きな木に住む動物たちの家族の日常を描いた、とてもほのぼのとしたストーリーです。
心地よい世界観
登場するのはスズメ、ネズミ、ポッサム、リスといった森の仲間たち。画面がチカチカと切り替わることもなく、5分程度の緩やかな展開なので、小さな子どもにも安心して見せることができました。
物語は、スズメの卵が孵り動物たちみんなでそれを祝福するという温かいエピソードから始まります。かくれんぼをしたり、どんぐりを集めたり。嵐の後に虹が出たり、秋の紅葉や冬の雪の結晶が登場したりと、自然の四季折々が美しく描かれているのもこの作品の大きな魅力です。
音楽との魔法のようなリンク
動物同士の会話はなく、ナレーションが物語を優しく説明するスタイルです。そして何よりの魅力は、物語と音楽が完全にリンクしているところです。
例えば、スズメの家族をみんなで数えるシーンでは、歌に合わせて『♪1, 2, 3, 4, 5…』と自然に数字を口ずさむようになったり、虹が出てくるエピソードでは『Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Purple』と、色鮮やかな映像とともに色の名前をいつの間にか覚えていたり。
日常の別れ際、バイバイの代わりに『Goodbye, see you soon!』と歌うように口ずさんだりと、子どもの口から自然に英語がこぼれてきていました。
こうした『目に見える変化』があったことで『英語を勉強しよう』と教え込まなくても、物語の中で起きていることと英語の音がセットで耳に入ってくるので、子どもは遊びの延長で英語を自分の中に取り込んでいくんだと確信することができました。
『もっと英語を話してほしい』と欲張るのではなく、『英語が生活の一部として馴染んでいく過程を、親も一緒に楽しもう』――そう腹を括れたからこそ、わが家は今日まで歩んでこれたのだと思います。
2.アンパンマンを超えた?「りすさん」の魔法
当時、わが家では「おかあさんといっしょ」や「アンパンマン」が定番でした。ところが、『Treetop Family』を導入した途端、事態は一変。
わが子は毎日「リスさん見たい!」と自分から言うようになり、あんなに大好きだった日本のキャラクターを差し置いて、『Treetop Family』が不動の1位に躍り出たのです。
驚いたことに、こちらから何か特別な制限をかけたわけではありませんでした。しかし、この『Treetop Family』との出会いから、わが子の中で動画といえば『英語で見るもの』というスタイルが定着したのです。
実際に5歳でポケモンに出会うまで、わが家では自然と『動画=英語』というリズムが当たり前になっていました。
『英語だから』と構えるのではなく、子どもが夢中になれる物語に出会うこと。その環境さえ整えてあげれば、子どもは自分から英語の世界へと飛び込んでいくのだと、当時のわが子の姿から教わった気がします。
3. 日常生活に溶け込む英語と、成長の瞬間
この動画のもう一つの魅力は、どんな世代が見ても癒やされるという点です。
わが家では、遊びに来た母も一緒に動画を見てくれていました。「りすさんたちかわいいねえ」と言い合いながら、母と私とわが子の親子三世代で一緒にほのぼのとした時間を過ごす。そんな穏やかな空間が、おうち英語を無理なく続けられた大きな理由の一つかもしれません。
そんな中、ある日大きな公園で虹のオブジェを見つけたときのことです。わが子がふと、英語で色の名前を口にしました。これには何も知らなかった父が「えっ、いつの間にそんな言葉を覚えたの!?」と目を丸くして驚いていました(笑)。
おうち英語をコツコツと生活に馴染ませてきた私にとっては『いつもの光景』でしたが、その時初めて、第三者から見てこれが『特別な成長』なんだと気づかされました。
特別なドリルをやったわけでもない。ただ、大好きなアニメの歌を一緒に歌って、生活を楽しんでいただけ。それだけで、子どもの世界はこんなにも広がるのだと、実感した瞬間でした。
おうち英語初期を彩った「思い出の作品たち」
『Treetop Family』以外にも、わが家でヘビロテしていたお気に入りをご紹介します。どれもSuper Simpleチャンネルならではの、子どもの心を掴む工夫が詰まっています。
Mr. Monkey, Monkey Mechanic
車修理屋さんを営むサル「ミスター・モンキー」が、愛用のレンチとひらめきを駆使して、町の動物たちの乗り物トラブルを解決していく物語です。
例えば、タイヤがパンクした車を直したり、ライトが壊れたバイクを修理したり。ミスター・モンキーが「これだ!」とひらめく瞬間、子どもも一緒になって「次はどうなるの?」と画面に釘付けになっていました。乗り物好きのお子さんには特におすすめです。
【Mr. Monkey, Monkey Mechanicの動画はこちら】
Finny The Shark
Super Simpleならではの、ほのぼのとしたサメの一家のお話です。魚を捕まえる練習をしたり、お父さんが虫歯になって歯医者さんに行ったりと、海の仲間たちとの日常が優しいタッチで描かれています。
歌だけでなく、物語を通してキャラクターたちの生活を覗くことで、より一層英語に親しむことができました。こちらも、わが家の「おうち英語初期」には欠かせない思い出の作品です。
歌の紹介
物語だけでなく、Super Simpleの『歌』もわが家のおうち英語には欠かせない存在でした。
・『Do You Like Broccoli Ice Cream?』
ブロッコリーアイスなんて美味しいわけない!という面白さと、歌のテンポの良さで、子どもはすぐに夢中に。楽しみながら『Do you like…?』『Yes, I do / No, I don’t』のやり取りを自然と身につけられる、魔法のような一曲です。
・『Put On Your Shoes』『Let’s Go To The Zoo』
これらは『言葉と動作』がセットになっているのがポイント。靴を履くマネをしたり、動物のマネをして歩いたり。ただ聞くだけでなく、体を使って英語を表現するので、子どもは『英語は頭で考えるものじゃなくて、体で楽しむもの』だと自然に理解してくれたように思います。
まとめ:英語を「遊び」に変えるために
おうち英語を続けてきて確信したことがあります。それは「英語を勉強させよう」と力むよりも、「子どもが面白いと思える環境を整えること」が何よりの近道だということです。
- 合わなければ変えればいい: 動画を見せて反応が悪くても、落ち込む必要はありません。「今日はこれじゃなかったか」と、次に探す「宝探し」の時間だと思ってみてください。必ずその子が夢中になれる一本が見つかります。
- 時期を見極める: もしお子さんに拒否感が強いなら、無理に進める必要はないのかもしれません。「今はその時期じゃない」と捉えて、少し待ってみるのも賢い選択です。
- 高額教材は「土台」ができてから: わが家も、無料動画で英語を楽しむ土台を作ってからDWEのサンプルを試しました。中古も活用しながら、無理のない範囲で柔軟にステップアップしていきました。
もし、「いつかは英語を本格的に」と考えているなら、まずは無料のサンプルでお子さんの反応を確かめてみるのが一番の近道です。
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「英語ができるようになること」以上に、親子で一緒に笑い合って過ごしたその楽しい記憶こそが、何にも代えがたい財産になるはずです。まずは今日、お子さんと一緒にYouTubeを覗いてみませんか?
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【わが家のおうち英語学習をもっと詳しく】
今回ご紹介した『Treetop family』をはじめ、わが家で実践している「遊びながら学ぶ」英語環境の全記録を以下のロードマップにまとめています。 年齢別・レベル別の教材選びや、次に選ぶべき本のヒントも整理していますので、ぜひお子さんに合う環境づくりの参考にしてくださいね。
[英語教育の全記録:おうち英語学習まとめページへ]




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