先取り学習の息抜きが大正解!全統小の難問も楽しむ子になった、わが家の思考系ドリル活用術

算数ドリルの表紙おうち学習
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学校の学習内容は理解できているけれど、もう少し「ひねった問題」に取り組ませてみたい。 七田プリントや公文で先取りは進んでいるけれど、それとは別の切り口から思考を鍛えたい――。 そんなふうに考えている方は多いのではないでしょうか。

でも、実際にやろうとすると…… 「いやいや、公文をやるだけで毎日いっぱいいっぱいなんですけど?!」 「他のドリルをやる時間なんて、物理的に1分も無い!」

とモヤモヤしていたのは、かつての我が家もまったく同じでした。

今回は、計算のルーティンだけで毎日ヘトヘトだった状態から、どうやって我が家が思考系ドリルを生活に定着させ、子どもが自ら楽しむようになったのか。その具体的なスケジュール調整や、親が意識した「我が家の采配のコツ」をお話ししたいと思います。

1. 先取りと時間の壁――我が家がたどった「ゆるやかなステップ」

計画的なカリキュラムがあったわけではありませんが、こうして振り返ってみると、わが家の歩みは驚くほど自然なステップを踏んでいました。

1-1. 公文開始前(年中):先取りの種まき

公文に行く前の年中さんの頃から、家で『Z会グレードアップ問題集(1年 計算・図形)』や『きらめき算数脳(入学準備~1年)』に触れていました。この時期に「算数=パズルみたいで面白い!」という感覚を養えたのが、のちの学習の大きな土台になりました。

1-2. 年長〜小1前半:基礎体力の強化

公文のスタートに慣れ、小1になってからは学校生活への適応を最優先に。公文を「毎日のペースメーカー」として確立し、ここで計算の強い馬力をつけました。

1-3. 小1夏休み〜:思考の拡張

公文でしっかりとした基礎の筋肉がついたからこそ、思考系ドリルを「ただのしんどいお勉強」ではなく、「計算とは違う、面白いパズル!」という最高の知的刺激として楽しめるようになりました。

1-4. 七田プリントや公文を軸にした先取り学習

年中の終わりに公文を始めました。その際は、とにかく公文に慣れることを優先しそのほかのドリル等はほとんどやりませんでした。

また、小学1年生になり環境がガラリと変わった時期も、わが家が何よりも優先したのは「とにかく学校生活に慣れること」でした。そのため、入学のタイミングで新しい学習教材を取り入れることもしませんでした。

ですから、日々の学習は、ずっと続けていた公文(算数・国語)のみ。入学後は算数が3学年先、国語も2学年先を学習していたため、子どもにとってもなかなかのハードモード。特にその頃取り組んでいた算数Dの割り算や、国語のC教材はちょっとした山場でした。両方やると30分では終わらない日もあり、日々のプリントをこなすだけで精一杯。正直、他の勉強を取り入れる余裕なんてまったくありませんでした。

1-5. 夏休み、時間に余裕ができたタイミングでの導入

そんなバタバタの日々を乗り越え、迎えた小1の夏休み。まとまった時間ができ、生活にも少し余裕が生まれたことをきっかけに、ふと思い出したことがありました。

「そういえば、公文を始める前は時間がたっぷりあって、七田プリントをやりながら『Z会グレードアップ問題』や『きらめき算数脳(入学準備編)』を楽しくやっていたな」と。

そこで、夏休みをきっかけに、ずっと温めていた思考系ドリルを導入することにしました。 公文で培った計算力には十分満足していましたが、親心として「ただ数字を機械的に処理するだけでなく、しっかりと問題を読んで、状況を整理し、自分の頭で考えて答えを導き出す力」にも触れてほしいと思ったからです。

2. 焦らない、わが家流の「のんびりルーティン」

わが家での取り組み方はとてもシンプルでした。

朝、時間があってやれる日はまず公文をやる。そして、朝のうちに公文が終わっていれば、夜のひとときにこれらのドリルを開く。

ここで何より大切にしていたのは、夏休み中であっても「あくまで公文がメインである」という揺るぎない優先順位です。手元にある数冊のドリルの中から、その日の子どもの気分に合わせて「今日はこれにする!」と選んでもらうスタイルを取っていました。

そのため、「この夏休み中に絶対1冊終わらせる!」といった期限は一切設けませんでした。「1年生が終わる頃までに、のんびりできればいいかな」。それくらいの長いスパンで考えていたので、私自0身も焦らず、子どもも「勉強=追い立てられるもの」にならずに、最後まで楽しんで取り組めたのだと思います。

ここで意識していたのが、我が家なりの「主食」と「デザート」の役割分担です。

思考力ドリル = いつでもやっていい、楽しみな「デザート」

公文や七田プリント = 毎日コツコツやる「主食(単調なルーティーン)」

3. 思考系ドリルを楽しく続ける5つのコツ

実際にやってみて感じたのは、ドリルは「やらせる量」よりも「どうやらせるか」が要だったということです。わが家では、以下のルールを徹底していました。

  1. 毎日やるべきものにしない❌ (義務にしない。公文がメインなので、ドリルはあくまでもデザート感覚)
  2. 自力でできるタイミングで渡す✨ (「解けない!」とつまずく前に、本人がスッと解ける難易度のものを。難しいときは一度寝かせる)
  3. 一度にいっぱいやらせない🍫 (「もっとやりたい!」の段階で「また今度のお楽しみにしようね」とあえて止める。集中力を大切にする)
  4. 好きなところ(ページ)からやらせる🎨 (順番に縛られず、本人の気分を優先する)
  5. 算数は計算だけではない、と伝える (公文をメインにしつつも、要所要所で「いつでも辞めていいんだよ」と伝えています。「四則計算できるようになったから卒業してもいいよ?」「小学校範囲が終わったら卒業でもいいよ?」という風に、あえて逃げ道を用意してプレッシャーをなくすようにしました。)

また、公文の算数Dの割り算や、Fの複雑な分数のときのように、計算の負担が大きい時期は、一日5枚だったのを3枚に減らしてこうしたドリルを増やすこともありました。子どもに対しても「こっちを3枚にするから、一緒にドリルしよっか♪」という感じで、無理なく頭の切り替えができるように工夫していました。

4.【結果】「考える楽しさ」の先に見えた、わが子の大きな変化

こうした関わり方のおかげで、一度も「やりたくない」と言われることなく、算数を「考える楽しい教科」として捉えてくれたのだと思います。

その結果、我が子に大きな変化が訪れました。

ある日、全国統一小学生テスト(全統小)の最後の問題を見せたときのことです。以前なら尻込みしそうな難しい問題にも、子どもは目を輝かせて「見せて!やりたい!」と言い出し、楽しそうに考え始めました。 気づけばサッと自分の力で解いてしまい、なんとその後、数年分の過去問を渡したら全部解いてしまっていたのです……!(地方在住なので、他の難しいテストがどれほどなのかは正直分からないのですが……!)

「時間がない!」と焦ってガリガリやらせるのではなく、主食とデザートのバランスを意識して「考える楽しさ」を育む関わり方を選んで、本当に良かったと感じています。

参考までに:わが家が取り組んだ思考系ドリルの一覧

ここまで、主食(公文などの計算ルーティン)とデザート(思考系ドリル)のバランスについてお話ししてきましたが、「じゃあ、具体的にどんなドリルを使ったの?」と気になりますよね。

我が家が実際に取り組んで、「これは良かった!」と感じたドリルたちを、ステップごとに少しだけご紹介します。

(※それぞれのドリルの詳しい内容や、実際にやってみた難易度のレビューについては、また別の個別記事でじっくり深掘りしていく予定ですが、今回は全体像としてラインナップをサラッと並べておきますね!)

  • Z会グレードアップ問題集(1年 計算・図形)
    👉 「全ページカラーで見開き1日分がちょうど良く、無理なく基礎からステップアップできる王道ベース教材」
  • きらめき算数脳(入学準備~1年生)【かず・りょう編/ずけい・いち編】
    👉 「キャラクターのヒントやゲーム要素が秀逸で、『算数って楽しい!』の入り口にぴったりのシリーズ」
  • 算数ラボ 考える力のトレーニング 10級(および9級)
    👉 「余計な装飾のないストイックな紙面が逆に心地よく、ステップアップ式で『自分の力で考える習慣』を掴める実力派」
  • きらめき算数脳(1~2年生)
    👉 「落ち着いて試行錯誤する『壁に立ち向かう力』を育ててくれた本命ドリル」
  • Z会グレードアップ問題集(1年 文章題)
    👉 「丁寧な図解を手がかりにしながら、長い文章を自力で読み解き、論理的に考える基礎体力をしっかり鍛えられる一冊」
  • 最レべさんすう問題集 1年 👉 「魔法陣やベン図など学校では出会えない切り口にワクワクし、学習の仕上げにも最適なハイレベル教材」

【まとめ】ドリルは「どれを買うか」より「いつ、どう出すか」がすべて

こうして振り返ってみると、我が家が試してきたドリルにはそれぞれ違った良さがあり、子どもの成長のステップごとに最高の「デザート」になってくれました。

もちろん、世の中には素晴らしいドリルがたくさんあります。でも、実際にやってみて痛感したのは、「どれを買うか」よりも「いつ、どんな状態で出すか」というタイミングと采配がすべてだということです。

計算のルーティン(主食)でヘトヘトな時期は、思い切って量を減らしてスペースを作ってあげる。そして、子どもが「少し余裕があるな」「面白そうだな」と目を輝かせた瞬間に、「今なら楽しめこと♪」とそっと手渡してあげる――。

そんなふうに、親が少しだけ「お膳立て」をしてあげるだけで、難しい思考系ドリルはガリガリやらされるお勉強ではなく、心からワクワクできる「最高の遊び」に変わっていきます。

もし「計算だけで毎日いっぱいいっぱい……」と悩んでいる方がいたら、ぜひご自身のペースで、気楽に「デザート」を取り入れてみてくださいね。きっと、お子さんの思わぬ笑顔と柔軟なひらめきに出会えるはずです。

もし『このドリル、実際どうだった?』など、もっと詳しく知りたいことがあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね! 子どもの『わかった!』という瞬間を増やすために、皆さんがどんな工夫をされているのか、私もぜひ伺ってみたいです!

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