公文算数D教材の壁!割り算の筆算で「ひらめき vs 型」が激突…やる気を失ったわが子と親のリアルな葛藤

公文プリントの山とトロフィ公文式
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年中の終わりごろの入会から1年チョイで到達した、算数D教材。

このD教材こそが「公文算数の一番の壁だった」と思われる方も多いのではないでしょうか?

桁数の増えた掛け算と割り算がD教材のメインなのですが、前半の「2桁×2桁」「3桁×2けた」の掛け算は順調に進んでいたものの、後半の割り算「立てる・かける・引く・おろす」の複雑なステップに突入したところで雲行きが怪しくなりました。

ですが、教材の学習内容そのものの面倒くささとはちょっと違うところで、わが子はつまづきそうになったのです。

我が家の公文プロフィール
  • スタート: 年中の終わりごろに入会
  • 現在の進度: 小学2年生で数学G教材(中学生範囲)を学習中!
  • 受講教科: 算数(※国語も経験あり、国語E修了で退会)

【事件発生】割られる数の法則性に自力で気づいたわが子!

公文のプリントって、新しい単元に入ると必ず数字がちょっとだけいじられた構成になりますよね。割り算で言うと、たとえばこんな感じです。

46 ÷ 21 、 47 ÷ 21 、 48 ÷ 21 、 49 ÷ 21 …

このように「割られる数だけが1ずつ増えていく」プリントが続きます。

ここでわが子は、 46 ÷ 21 = 2 余り 4 から、続く 47 ÷ 21 はわざわざ計算せず「あまり5!」と見抜き、 48 ÷ 21 49 ÷ 21 も計算することなく「商は変わらず、あまりも1ずつ増えていくだけ」と法則性に気づいたのです。

下に筆算を書くこともなくサラッと宿題を終え、ちょっと誇らしげな様子。

「わが子、天才では…!?」

親の私たちは大絶賛。「これからの時代、こういう法則に気づくことこそが大事!」「この要領の良さこそがセンス!」だの夫婦で大喜びしていたのですが……。

先生の一言「ちゃんと下に書いてね」でやる気を喪失…

その後、公文の教室に行くと子どもがなんだか元気がない。初めて「もう公文には行きたくない」とまで言い出しました。

先生に何があったのか尋ねてみると、

「これからもっと複雑な割り算になった時に計算できなくなるので、下にきちんと書ける練習をしてもらいたい。そのことを本人に伝えました」

とのこと。

そこで初めて「しまった!」余計なことを言って褒めてしまった、と反省しました。

答えは合っているのに「型(筆算のプロセス)」を守らないとダメだと注意されただけでなく、昨日親に大絶賛されたのになんでダメなの?と混乱したことでしょう。B教材で公文流のルールに触れてはいたものの、まだ本質的な理解が足りていなかったのでした。

そして時間が経つにつれ、私は私で「せっかくの芽(ひらめき)を摘まれたの…?」とモヤモヤ。「公文だけに頼る必要もないのかな?」とさえ思い始めたのですが、当のわが子は「辞めたくはない」と言います。

だったら、公文流でやっていくしかありません。

「先生の言うように、下にきちんと書けるようになろう」と話し合い、続けていくことを決意しました。

わが子はと言えば、口には出さないもののなんとなくやる気消失気味。ちょうど小学校の入学時期とも重なったため、割り算はちょっとペースを落とし、「学校生活第一」で疲れ具合を見ながら進めることにしました。

通常なら2日でこなす宿題の量を、3日でやるくらいのゆったりペースに調整。

そんなこんなで何とか割り算を完走!

続く「分数の約分」に入ると、すっかりやる気が復活しました(割り算の筆算に比べたら楽に感じられて楽しかったそうです笑)。

なぜ先生は「書きなさい!」と言ったのか?(今だから分かる公文のポリシー)

当時は「せっかく気づいたのに…」とモヤッとしましたが、今振り返ると公文(※お教室ごとに指導方針は異なるかもしれませんが)が徹底しているのは「徹底的なフォーム(型)づくり」だったのだと分かります。

直感やサボり(要領の良さ)に頼りすぎると、先々の教材(分数や方程式)で必ず壁にぶつかり、頭の容量がパンクしてしまいます。先生はあえて手綱を引いて、将来崩れないための型を叩き込んでくれていたのだと思っています。

やる気を失った子どもへの「親のフォロー」と役割分担

先生に注意されて撃沈した我が子。でも、親として一番避けたかったのは「せっかく自分で見つけた法則性=悪いこと」と子どもが思ってしまうことでした。

そこで我が家では、徹底的に役割分担を割り切ることにしました。

  • 教室(先生): 将来の難問で崩れない「型(フォーム)」を叩き込んでくれるプロ
  • 家庭(親): 「法則性に気づいた頭の柔らかさ」を全力で面白がり、絶賛する味方

「先生の言ってることもすごくよく分かるよ!これからもっと難しい問題をやるときに、手が勝手に動くように型の練習をしてるんだよ。でもね、割られる数が増えたらあまりも増えるって自分で気づいたのは、本当に素敵なひらめきだからね!

教室では泥臭く「型」を守らせつつ、家では「ひらめいたこと」そのものを肯定し続ける。このバランスを意識したことで、子どもも「自分が否定されたわけじゃないんだ」と少しずつ前を向けたのだと思います。

D教材学習中の公文の先生「きっぱり名言集」

実は「下に書かなきゃダメ事件」の他にも、先生からシビれる名言をいくつかいただいています(笑)。

  • 名言①:「面倒くさいこともやらないとね」(1回5枚、子どもが「面倒くさい」って言ってます…と相談したときの一言。ブレが一切ない!)
  • 名言②:「公文ではやります」(6桁÷3桁のプリントを見て「正直ここまでのこと、学校じゃやらないですよね?」と聞いたときの回答。この揺るぎない覚悟、嫌いじゃないです笑)

当時は「厳しいなぁ…!」と思ったこともありましたが、このブレない軸があるからこそ、子どもたちも「あ、ここは妥協できないラインなんだな」と納得してついていけるんですよね。

まとめ:あの時の「泥臭い型」があったから、小2でG教材(中学生範囲)まで崩れず進めた!

当時は子どものやる気が落ちてモヤモヤしたり、親の褒め方と先生の指導の狭間で頭を抱えたりしたD教材。

ですが、小学2年生になった現在、我が子は公文数学のG教材(正負の数・方程式という中学生範囲)に突入しています。

複雑な符号の計算や文字式が飛び交うG教材を進めている今の姿を見ると、あのD教材の時に「めんどくさがらずに、泥臭く手順を書き出す型」を指に覚え込ませておいて本当に良かったと痛感します。

もしあの時、直感や要領の良さだけでスルーさせていたら、今頃もっと大きな壁にぶつかって挫折していたかもしれません。

子どもの「ひらめき」を家でしっかり認めてあげつつ、教室では先生に「頑丈な型」を授けてもらう。この両輪があったからこそ、我が家はD教材の壁を乗り越え、今の先取り学習へ繋げることができました。

これからD教材の割り算に挑むご家庭や、お子さんの「型 vs ひらめき」で悩んでいる保護者の方の参考に少しでもなれば幸いです!

💡 あわせて読みたい:公文算数のロードマップ&全体マネジメント

今回はD教材の攻略法についてご紹介しましたが、A〜F教材全体の壁の乗り越え方や、わが家が実践した「親の補助輪テクテク」についてはこちらの総まとめ記事で一覧できます。

👇 【公文算数】A〜F教材の壁をどう越える?わが家の補助輪テクニック総まとめ

また、夜公文の習慣化や国語も含めた我が家の公文マネジメントの全貌は、こちらの保存版記事にまとめています!

👇 【保存版】公文は「親のマネジメント」で最高の武器になる!わが家の進度・習慣化・先取りのすべて

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